2019.06.26 / 最終更新日 : 2019.06.26 kamimura-chieko movie 家族って、何だろう 〜映画『沈没家族 劇場版』〜 1990年代の半ば、当時23歳だったシングルマザーの加納穂子さんは「1歳の息子の子守りをしてくれませんか?」というビラをまきます。それに応じて集まった「保育人」たちによる共同保育が「沈没家族」。若い男女や幼い子どもを持つ […]
2019.06.13 / 最終更新日 : 2019.06.13 kamimura-chieko novel “記憶”に支えられて生きる 〜ソナーリ・デラニヤガラ著『波』(新潮クレスト・ブックス)〜 家族との記憶につながる事柄の一切から目を背け、心を閉ざし、夢を見ることすら恐れて酒浸りになっていた経済学者の女性が、長い時間をかけて、幸福な日々を詳細に思い起こし、文章にしていきます。特に息子たちとのエピソードには、同じ […]
2019.06.09 / 最終更新日 : 2019.06.09 kamimura-chieko movie 「自分を許す」ことで救われる 〜映画『ドント・ウォーリー』〜 飲酒が原因の交通事故で四肢麻痺になり、車椅子生活になっても酒をやめられなかった男が、断酒会に入って酒を断ち、自分を見つめ直して、風刺漫画家として活躍するようになる半生を描いた作品。実在したアメリカの風刺漫画家ジョン・キャ […]