隠れているのは「変わりたくない心」 〜「役割」に執着するのはなぜか〜

窓ガラスを1面だけきれいにしたら、光がよく入るように。私の場合「掃除したくない」気持ちに潜んでいるのは「怠け者の自分を認めたくない」自己否定です(笑)。年末までには全ての窓をきれいにしたい・・・

「変わりたい」「問題を解決したい」と

相談にみえた方とお話ししているうちに、

その背後に「本当は、このままでいたい」という

気持ちがあるのではないか……と

気付くことがあります。

 

変化には大きな力がいりますし、

それが良い方向に向かうものであっても

一定のストレスがかかってきます。

ストレスに対する不安や自信のなさから

変化を望まないという理由が一つ。

 

もう一つは「困っている状態」の中に

「自分にとって都合のよい要素」があると

無意識に気付いており、

それを手放したくない場合です。

 

人は、自分を取り巻く状況の中で、

何らかの「役割」を担います。

例えば現在、困難な状況を解決するにあたり

「リーダーシップをとる中心的存在」であり、

その役割を果たすことに

心の中で大きな価値をおいている場合。

 

解決することではなく

「自分がリーダーでいる」ことがいつの間にか

目的になってしまっていると、

「問題がなくなっては困る」のです。

 

なぜ困難に執着してまで

その役割でいたいと思うのか。

背後にはもしかしたら

その役割を果たしていない

自分本来の姿では価値がない、意味がないという

自己否定の気持ちや、自信のなさ、

自己肯定感の低さ、将来への不安があるかもしれません。

 

「この役割がなくなったら、

私の居場所もなくなってしまう」と

無意識に思っている人は、

1つの問題が解決すると、すぐに自分から

問題を作ったり、知らず知らず引き寄せてしまいます。

自分の居場所を確保するために。

 

自分の「無意識の願い」に気付き、

望ましく変化させること。

本来の自分を大切にするために、

今この瞬間からできること。

メールや対面でご相談を受けた方と、

セッションしながら、一緒に考えています。